地質調査部門

BUSINESS

全ての土木構造物の計画・設計を支えます。

地盤上に構造物を構築する場合、地質や地下水位などの状況を把握し、
地盤の性質や挙動を知ることは大変重要な問題です。

構造物を安全に構築するために、
事前調査や計画・設計・施工・運用の各段階において
的確な地盤評価を行うことや過去の被災履歴を明らかにし、
将来の予測を行います。

事業内容

地質調査
地質調査
土木構造物の計画において必要な地盤の性質を調査し、沈下や地すべりなどの原因となる地層がないか調査します。
地形・地質の解析から計画・設計における支持層や地盤の強度(N値)の提案や留意事項などを総合的に提案します。
軟弱地盤解析
軟弱地盤解析
軟弱地盤や液状化の発生が懸念される地盤においては、支持力不足や沈下・安定・変形などが問題となり、周辺地盤や対象構造物ならびに近接施設に対して多大な悪影響を与える場合があります。
地質調査結果により得られたデータを基に軟弱地盤解析を行い、対象軟弱地盤に対して最適な対策工法を提案します。
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主な業務事例

平成27年度 高岡土木事務所 宮崎須木線【国富スマートIC】軟弱地盤技術解析業務

本業務は、主要地方道宮崎須木線(国富スマートIC)に計画された道路盛土について、地質調査にて得られた資料を基に、基礎地盤および盛土施工に伴い影響する周辺地盤について軟弱地盤解析および軟弱地盤対策を行ったものである。業務内容としては、ボーリング調査にて得られた土層構成に対し、盛土安定解析、圧密沈下解析、液状化判定を行った。盛土安定解析においては、全応力法による安定解析を用いて常時および地震時での盛土の安定性の確認、圧密沈下の解析においては、盛土荷重および交通荷重による圧密沈下量ならびに沈下時間の算出、液状化判定については、液状化に対する抵抗率の算出を実施した。また、圧密沈下対策も実施している。

令和4年度

発注機関業務名称及び業務内容業務概要
小林土木事務所 西ノ原・帯刀川原線
地質調査業務委託
ボーリング 1箇所 L=12m
標準貫入試験 N=12回

令和3年度

発注機関業務名称及び業務内容業務概要
西都土木事務所 銀鏡堰堤 
地質調査業務
ボーリング 3箇所 28m
標準貫入試験 15回
圧縮強度試験 3箇所
静弾性係数試験 3箇所
解析等調査業務 N=1式

令和2年度

発注機関業務名称及び業務内容業務概要
油津港湾事務所 油津港 第10岸壁
地質調査業務
ボーリング 1箇所
室内岩石試験 N=1式

令和元年度

発注機関業務名称及び業務内容業務概要
延岡土木事務所 奥の谷川 地質調査業務 ボーリング 1箇所
標準貫入試験 14回
高岡土木事務所 県道宮崎須木線 川中工区
地質調査業務
ボーリング 1箇所
標準貫入試験 15回